『PERSONA ─INDEX ALTERNATIVE─』
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放課後、渉はその話をしようとみんなを中庭に召集する。
しかし、その場に予期しない人物がいた。
あの、相模原真弥だ。真弥が寛太と玄治に目を付けているため監視しているのだ。
渉「あ、あの相模原先輩」
真弥「なんだ?」
渉「ちょっと、玄治と寛太と重要な話があるので席を外して頂けると助かるんですが…」
真弥「なら轟玄治、髪を黒くして制服もちゃんと着ろ。小野山寛太、他校の生徒と喧嘩沙汰を起こして学校の価値を下げるな」
寛太「分かった分かった」
玄治「了解したんで、そんじゃ!」
とテキトーに答えるため、真弥は二人が本気でそう思っていないことを理解し、やはり離れようとしない。
阿莉愛が渉に耳打ちする。
阿莉愛「こうなったら私が相模原先輩を引き付けるから」
阿莉愛がそう言って連れ出そうとするが、真弥はテコでも動かないようだ。
渉が面倒だがチャットアプリで連絡しようと考えた時だった。
暦翔「あ、相模原先輩」
真弥「黒鐘君、どうしたんだ?」
暦翔「ちょっと宇都宮先生についてお聞きしたいことが」
暦翔が真弥を連れ出してくれたのだ。
真弥はその場から離れ、渉はようやく本題に入って説明した。
結菜「確かに、相模原先輩には漂ってはいたけど、出してるって感じは無かったね」
玄治「渉の言う通り、その東坂衛(とうさかまもる)って奴にターゲット絞れば良いんじゃねえか?」
寛太「一応、相模原と宇都宮も警戒していればよいだろう」
阿莉愛「じゃあ、またみんな【ナイトメア】に集合ね」
渉「みんな、今回も頼んだぞ」
渉がそう言うと全員了承する。
そしてその場は解散となった。
渉は帰った後にナギサにも説明をする。
ナギサも了承し、一同は【ナイトメア】へとダイブした。
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