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『PERSONA ─INDEX ALTERNATIVE─』
6月23日(月)
渉は昼食の時間に校内放送を耳にする。

『3年C組の小野山寛太、今すぐ職員室へ』

と校内に響き渡る。
渉は中庭で待っていた玄治、結菜と合流する。
玄治に校内放送の事を聞くと先程の生徒、小野山寛太はとんでもない不良らしく、他校の生徒と喧嘩沙汰になることが多いらしい。

渉「結菜は何か知らないか?」

玄治「おいなんで一回俺に聞いたんだよ」

結菜「そうですねぇ、玄さんのようなエセ不良と違って本物だって聞きますね」

渉はそれを聞いて何となくその生徒の事が気になった。




放課後、渉は、中央モールの文具店で文房具の補充を行った。
そして、いざ帰ろうとした時に、路地裏の方から声を聞いた。奥へと足音を消しながら向かうと愛善高校の制服を着た生徒を見かける。
見たこともない制服の3人に囲まれており、カツアゲされているようだった。

近くの交番に声をかけるべきか悩んでいるとその生徒が殴られてしまった。
渉は見ていられず飛び出し、その生徒を殴った相手に体当たりをする。
すると、他の二人に捕まるが渉は、愛善高校の生徒に「逃げろ!」と叫ぶ。
その生徒が逃げるのを確認した瞬間、渉は地面に投げられ、そのまま、顔を蹴られたり、腹部を蹴られたり、袋叩きにされた。


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あきゅろす。
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