『PERSONA ─INDEX ALTERNATIVE─』
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そう封印をするならば封印する力もディアナによって持ち合わせていたシャドウ使いで無ければならなかったのだ。
だが、シャドウ使いはもう暦翔と魅奈しかいない。
つまり、邪神はもう封印出来ないのだった。
邪神「今宵はまだ完全ではない、さらばだ」
邪神が腕を振るう。
衝撃波が辺り一体を吹き飛ばす。
渉達はペルソナでその衝撃波をガードする。そのためか誰も怪我などしていなかったが、邪神はまた見失ってしまった。
箱を使ってももう見つけられなくなっていた。達を殺せる、と姿を消してしまう。
少しばかり見えていた希望の糸が切られてしまった。
封印も出来ない。
倒しても復活する。
そんな邪神相手に何をすればいいのか、この場の誰にも分からなかった。
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