『PERSONA ─INDEX ALTERNATIVE─』
1月15日(木)
放課後、渉達は黒鐘総合病院ではなく、暦翔の家の前に集合した。
そこで待っていた暦翔に案内され、暦翔の独断で灰山咲綾と面会する事になった。
灰山咲綾の病室までの警備員や病院関係者に何かしらの口添えや耳打ちをし、暦翔はずんずんと進んでいく。
そして病室をノックし、中へと入る。
すると灰山咲綾という少女がベッドに上半身を起こしていた。
灰山咲綾はナギサやディアナより小柄で痩せていて髪も短かったが顔には二人の面影があった。
咲綾「え、えっと…」
暦翔「僕らは…」
渉達は暦翔を中心に自分達がどういう存在かを告げ、邪神の事についても話した。
【邪神】
その言葉を聞いた灰山咲綾はその言葉に怯えつつ、ゆっくりと口を開いた。
咲綾「でしたら、長くなりますがお話があります」
灰山咲綾はたどたどしく、怯えた声でゆっくりと話し始めたのだ。
[*前へ][次へ#]
[戻る]
[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!