『PERSONA ─INDEX ALTERNATIVE─』
12月24日(水)
クリスマスイブ。
クリスマスの前夜に当たる日だ。
それは色々な思惑が交錯し、一般的にはカップルがどうたらと言われる日だ。
そんな中、玄治は25日にクリスマスパーティーを渉の家でやろうと言い出した。
渉はそんなのやったことがないので不安を持ちつつも祖父母に聞くと、了解を得られた。
渉は玄治に他のメンバーから了解を得ているか聞くと、大丈夫だったそうで、次の日の25日やることは決まった。
冬休みなのでみんな時間があるから明日の朝からみんなで準備となった。
しばらくすると祖父母は近くの集会所で子供達のクリスマス会の手伝いに駆り出されてしまった。
信夫「出かけるなら戸締まりはしっかりと頼んだぞ」
幸子「じゃあね、渉、ナギサちゃん」
渉「うん、行ってらっしゃい」
ナギサ「行ってらっしゃい」
二人を見送ると渉はナギサと家で二人きりとなった。
渉が何気なくテレビを着けるとクリスマスイルミネーションについての特集がされていた。
特集されていた場所はここではなかったが、ナギサがそれに興味を示していた。
渉は阿莉愛が中央モールでクリスマスイルミネーションが見れるということを話していたのを思い出した。
渉「イルミネーション、中央モールで見れるらしいけど、行く?」
ナギサ「え?…行きたいです!」
渉「晩御飯も食べてないし、向こうで食べちゃおうか」
ナギサ「はい!お出かけですね」
ナギサは嬉しそうに頬笑む。
渉はそれを見ると準備する。外はとても寒いのでしっかりとコートを着込む。
そして二人は中央モールへと出掛けた。
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