『PERSONA ─INDEX ALTERNATIVE─』 ページ:7 そして暦翔は自身がシャドウ使いのボスとなり、邪神復活の阻止を目的に動いていたのだ。 ペルソナ使いに本当のことを話せなかったのは、指輪を通して邪神に操られているペルソナ使いは意思を邪神に変えられてしまうので言うに言えなかった。 あの時邪神が語った事と似ていた。 だが、渉には分かっている。 今でも多少暦翔に憎悪を向けていることに。 祖父母がサクリファイスに喰われたことがあるにはあるが、それ以上に無意識に、強烈に、殺意を抱いてしまっているのだ。 暦翔「僕が邪神にケリをつける。仲間達との約束だから」 と暦翔は口にするとディアナが残した【ナイトメア】へと侵入する為の腕輪を使い、【ナイトメア】へとダイブしてしまう。 寛太「渉、どうする?」 渉「俺達はその邪神に操られていた馬鹿な連中かもしれないが、レキ一人にさせられない…自分達がしてしまったことは自分達でケリをつけたい」 と口にして【ナイトメア】へ向かおうとするがナギサは自分が邪神の手下だと知り、戦意を失っていた。 そんなナギサに渉は声をかける。 渉「たとえどんな存在だったとしても俺と知り合ったナギサは俺やみんなを助けてくれた優しい人間だ、ナギサはナギサだろ?」 という言葉に聞いたナギサは口にする。 ナギサ「すいません、まだ整理しきれていませんが…行きましょう」 渉達はその場から【ナイトメア】へと飛んだ。 魅奈はその場に残って小さく呟いた。 魅奈「ディアナ…私達はどうすれば…」 [*前へ][次へ#] [戻る] |