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『PERSONA ─INDEX ALTERNATIVE─』
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渉「うああぁぁあぁあああぁぁあ!!??」


渉はそんな二人の態度に心を狂わせ、叫んでしまう。
暦翔はサクリファイスで赤鬼を殴り飛ばし、青鬼にぶつけて態勢を崩させると、渉の胸ぐらを掴み、引き起こすと怒号を放つ。

暦翔「シャドウは人の心に秘めた思いが歪んで膨らんだものだ!多少負い目があっただろうが完全な本心って訳じゃない!騙されるな!ワタル!」


しかし、渉はシャドウ使いのボスが暦翔であったことも相まって叫んでいたのだ。

渉「なんでだよ……なんでレキがシャドウ使いなんだよ…」

暦翔「今はそんなことを話している場合じゃない!こいつらを倒すぞ!」

と渉をそっちのけで赤鬼と青鬼と交戦する。
渉は失意の中、その光景を眺める事しか出来なかった。

暦翔「サクリファイス!」

暦翔はナイフで腕を切り、血をサクリファイスに飲ませる。
するとサクリファイスの捕食器官が巨大化し、サクリファイス自身も強化される。

「これはまずいぞ」
「かくなる上は…」


赤鬼と青鬼は牢を破壊し、嫌がる祖父母を無理矢理呑み込んでしまった。


渉がペルソナも出せずに愕然としていると、暦翔が赤鬼と青鬼の上空からサクリファイスを駆る。

暦翔「こうするしかないんだ…!」



暦翔のサクリファイスが赤鬼と青鬼を呑み込む。



渉の祖父母ごと、そのシャドウを喰らったのだ。



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