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『PERSONA ─INDEX ALTERNATIVE─』
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そして昼食時になり、渉が喫茶店にいる時間が近付いてきてしまった。
渉は簡素ではあるがカーテンで仕切られた着替え室で着慣れない衣装を着る。
文化祭の為とはいえ、何故スカートやらを履かねばならないのか。
渉は玄治を恨むことにした。
着方が良く分からなかったので、同じ時間に店を任される阿莉愛に色々と聞きながら着ていると、手伝ってくれた。

阿莉愛「ちょっとだけメイクする?」

渉「ひぃ!?」

阿莉愛「渉は元々素材がいいからいい感じになると思うわ」

渉「勘弁してよぉ…」

「瀬上くん、オーダー品、運んでくれる?」

渉「あ、分かったよ…はー、なんで俺、キッチンじゃないんだよ…」


渉は注文されたドリンクを運んでいると、席には結菜、真弥、寛太の3人が座っていた。

結菜「ふおおお、渉先輩いいですよぉ!」

真弥「似合っているじゃないか」

寛太「写真撮るぞ」

渉「やめろ!」

と言うが既に結菜と寛太によって写真は撮られている。
渉がため息をつきつつ、戻ろうとした時だった。
入り口で阿莉愛に案内されているナギサを見つけてしまった。
ナギサは渉に気付いたのか一瞬驚いた表情をしてから無邪気な笑顔で口にした。

ナギサ「渉さん、とっても可愛いですよ」


と言われ、渉は恥ずかしさのあまり引っ込んでしまうのだった。




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あきゅろす。
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