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『PERSONA ─INDEX ALTERNATIVE─』
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渉は暦翔から暦翔のクラスは展示会をするだけというのを聞いて羨ましがっていると、ふと暦翔に聞かれてしまう。

暦翔「そういえばワタルのクラスは喫茶店をやるって聞いたけど、どういう感じなの?」

渉「え、あー…えっとですねえぇ」

暦翔「なんで露骨に目を逸らすんだい?」

暦翔が訝しげな表情で見てくるので渉は観念して答えた。
男女メイド喫茶の事を聞くや否や「必ず行くよ、渉」と約束されてしまった。






そういった経緯があり、この日は前日準備。
衣装は完成し、女子は阿莉愛に着てもらってキャッキャしていた。
阿莉愛が恥ずかしがっている様子を男子達は目を輝かせて見ていたが、男子にも着せようとする衣装を持った猛者(女子)が走って追いかけ、男子は皆逃げてしまった。
渉と玄治もその追跡はかわして、明日の準備を済ませ、そのまま警察に追われる犯人かの如く、ダッシュで帰宅したのだった。







家に帰ると、祖父は最近体の調子が良くないので今回はパスするとの事だった。
祖母はナギサと一緒に来ると言っていた。

ナギサ「そういえば渉さんのクラスは何をされるんですか?」

渉「え!?……あー、き、喫茶店をだね…」

ナギサ「どうしました?…話し方が変ですよ?」

幸子「じゃあ、お昼時に行こうかねぇ」

そう言って祖母とナギサは楽しみにしてしまった。
渉は逃げ場を失ってしまった。


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あきゅろす。
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