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『PERSONA ─INDEX ALTERNATIVE─』
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7人が【ナイトメア】へと入ると以前の中央モールのような場所に降り立った。
結菜がマタ・ハリを召喚し、怪しい場所を探る。

結菜「あっちの方かな」

だが噴水広場とは反対の方向を指差した。
渉達は結菜を信じ、その方向へと走っていく。

そこには灰山家の館にそっくりな館があるが、入り口がぶち抜かれていた。
かつて御門高校のような場所のように崩壊していた。



その大きな穴から入っていくと、盛川刑事を見つける。
盛川刑事の目の前には【何か】がいた。
そこにいたのは刑事のシャドウではなく、全員がその場に固まってしまうほどのおぞましい怪物だった。
口では形容することが出来ないほど、不気味でおぞましい…精神そのものを震わせるかのような気持ち悪さを感じ取る。
その怪物の額には妙な窪みがあった。

怪物が刑事を襲おうとした為、渉達はペルソナを召喚する。
だが、怪物が吠えた瞬間だった。

玄治「あん?」

結菜「あれ?」

真弥「何故だ!」

誰もペルソナを召喚できなかった。
いや、正確には扉は出てくる上にカードも取り出せるのだが、扉を開いてもペルソナが出てこなかったのだ。

結菜「私のペルソナの分析がないけど、あいつが吠えたら出せなくなったみたい」

渉達がペルソナを出せずにいると、刑事は渉達には目もくれず、走り回って逃げる。
だが、怪物はとんでもないスピードで刑事の目の前へとすぐさま移動する。

渉達が走り出そうとするが、恐怖で動けない。
当然だ。
ペルソナという超常の力を扱っていたからこそ対抗できていたのだ。今はただの無力な人間。
刑事は怪物に捕まれ、つまみ上げられてしまう。

渉「やめろ……やめろおおおお!!」

渉は【シャルルマーニュ】を召喚し、怪物の腕を切り裂いて刑事を助け出した。

阿莉愛「解除された…!?」

ナギサ「だ、ダメです!」

何故か、仲間はまだペルソナを出せずにいる。

渉は【シグムント】は呼び出せないが【シャルルマーニュ】は呼び出せることに気付く。

シャルルマーニュを駆り、応戦するが怪物は斬られた部位を即座再生してしまう。

渉は恐怖におののく刑事を自分達の元へと運び、シャルルマーニュで戦うが、勝ち筋が見えなかった。



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