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『PERSONA ─INDEX ALTERNATIVE─』
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そして放課後になり、渉達は灰山家の館に向かうと例の刑事、盛川伸二がいた。

渉「刑事さん、こんにちは」

渉が挨拶をすると盛川伸二は渉に気付き「あの店にいた学生か」と呟いた。

そして、「肝試しをするには些か季節外れじゃないのか、帰りなさい」と追い払おうとする。

渉「あの!俺の知り合いがこの家のことを聞いたら記憶が取り戻せそうだったので調べてるんです、何か知りませんか!?」

と、渉は必死の思いで刑事にそう伝えると刑事はため息をつきながら、手帳を取り出し、少しだけ話してくれた。

盛川「まあ、これは仕事じゃなく個人的に対応しているから少しだけ話してやる。この土地の所有者に連絡をしてみたものの連絡がつかず、灰山家当主の灰山譲(はいやまゆずる)も海外にいるせいか連絡がつかない、ここには一人娘の灰山咲綾ただ一人が住んでいるはずなんだが…」

と話してくれるが、館の惨状から見てそれはとても怪しかった。
だが、渉は自分が見た影が灰山咲綾なのでは、と思った。

盛川「許可が降りないから入れはしない、君達も帰りなさい」と話し、刑事はどこかへ行ってしまった。

寛太や真弥が「流石に不法侵入は出来ない」と話し、その日は解散となった。



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