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あなた、でもわたし。
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瑞浪 雫は男のようだと認識されることが多かった。


実は、乱菊はまだ気づいていない。雫が女だという真実に




「テメェ…」

コイツ、何考えてやがる。



「んな怒んなよ!したいと思ったら身体が勝手に動いたんだよ!」


「…ケダモノか!?テメェ…」





「失礼な奴だなぁー」

呑気に笑いながら緑茶を啜った






「第一、お前は松本と付き合ってるんじゃないのか?」

真面目に聞かれ、雫は肩を震わせて笑っていた




「オレが…ははっ!乱菊と?」


「なんだよ」


冬獅郎の眉間に深く皺が刻まれる








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