あなた、でもわたし。 2 「ってか、その羽織…」 「あぁ、オレが新しい九番隊の隊長だ」 そうだ。もう隊長はいない 藍染と共に、虚圏に行っちまった 「相変わらず馬鹿だな。修平」 「何でだよ!」 ムキになって突っ込む 「連れ戻せよ。お前にはその身体が、頭があるだろ?」 不敵な笑みを浮かべる雫は相変わらずだった 「そうだよな…」 迷ってる俺をいつも励ましてくれる。自慢のダチ 「当たり前だろ!オレ様もいるんだ。大船に乗った気でいろ!」 豪快に笑われ、バシンと背中を叩かれた 「ん…何よ、うるさいわねぇ」 乱菊が目を覚ました 「やっとお目覚めか?マイハニー」 乱菊の頬に口付け、微笑した 「…ッ/////雫!?」 顔を真っ赤にさせる乱菊に満足そうな笑みを浮かべる 「久しぶり。乱菊」 「会いたかったわ。雫」 ぎゅっと抱きつかれた [*前へ][次へ#] |