Scandalous!




部屋から出て、校舎に向かう。途中、目が合った人は逃げたり顔を赤くしたりといつも通り。

校舎に入り、三階の廊下を歩いていると下から歓声が聞こえる。



「帝王、おはようございます!」



僕は、弾かれたように窓から身を乗り出し下を見る。

下には、薫ちゃんと帝王がいた。………やっぱ、お似合いだな…



「隊長、どうしたんですか?」

「……帝王見てた」

「あ、本当だ……今日もカッコイイですね」

「う、うん!」



帝王がカッコイイって言われると、まるで自分のことのように嬉しい。

僕、全然かっこよく無いけどね……


「あ、隊長!チャイム鳴りますよ!」
「ほんとだ!」




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あきゅろす。
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