Scandalous!



「とにかく、もう食べましょう!隊長、いつものでいいですよね?」

「あ、うん!」



亮くんは、にっこり笑って僕の分を頼んでくれた。














「ごちそうさまでした」



朝ごはんも食べ終わり、一旦部屋に戻ろうと立ち上がる。



「隊長、帝王のお見送りはしないんですか?」

「……うん、僕、これ以上嫌われたくないから……」

「そんなっ」

「鞄、部屋に置きっぱなしだから!」



亮くんが何か言おうとしてたけど、気付かないフリして自分の部屋に向かった。




「ふぅ……」



部屋まで、本当に遠い……汗かくし、息切れるし……もう少し、近くにしてくれてもいいのに。

辺りを見渡すと、何故か人が倒れていた。しかも、僕が通ったあとに。よくあることだから泣かないもんっ




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