BASARA学園に集え!
近所迷惑な先輩
さすがに寝られなくなり、仕方なく下に降りると玄関が跡形もなく破壊されており、そこにニヤニヤしてる眼帯男と、赤い鉢巻きをつけた男が立っていた。
「玄関返せ!うちの睡眠時間返せ!」
「人の呼び掛けに答えないで二度寝しようとするのが悪い。」
「居留守は駄目でござるよ!」
「人ん家の玄関破壊するのは犯罪だよ!悪だよ悪!!」
寝起きの性格は悪いので、それが合わさって怒鳴りつけると、赤い鉢巻きの男が明らかショックを受けたようで立ち尽くした。
「なっなんと…!悪!某が…悪!?」
「そうだ「うおおおおぉおお!!某!悪となってしまっては親方様に二度と顔向け出来ぬうううぅうう!!「うっさいわ!!近所迷惑!!」
「黙れ真田!うっさい!マジうっさい!」
眼帯男が怒鳴ると鉢巻き男は頭から煙を出してショボくれた。
太陽はそれを無視すると、ギロリと眼帯男を睨んだ。
「あんたら何処の誰!?警察に訴えてやる!それか崖から突き落とす。」
「(陰湿だな。)OK!俺の名は伊達 政宗。あそこできのこ生やしてんのは真田 幸村って奴だ。俺達はBASARA学園から派遣されてきた学園説明係だ!」
「学園説明係ぃ?」
「某達は、入学式に来れなかった貴殿に学園の説明をしに来たのでござる!」
いつの間にか復活した幸村が満面の笑みで話す。太陽は頭を掻きながら
「玄関先で話してると、変な目で見られるから…。」
と二人を中に招き入れた。
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