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うたプリ大集合!!
NO.2
―Sクラス―

きゃあ〜、一緒のクラスになれたね!
ほんとほんと、超嬉しい!!

ト「うる…さ…い。いつもより1時間前に家を出発して、はやい電車に乗り、混むであろうと予想し見事的中したクラス発表を見て、早々とこのSクラスに来たのになんですか、このありさまは。
いくら私だけが速くしたところで結局時間がたてばなれ合いを必要とする人たちがさわぎだすと。
まったく周りの事に目を向けず自分の想うままに行動する低脳な人ほど迷惑をかけるということにもっと早く気づいていただき・・・

・・・キャアぁぁぁぁぁぁあ〜〜!!!

ト「一体今度はなんの騒ぎですか?」

レ「同じクラスになったのにまた読書かい?」

ト「あなたですか・・・」

レ「よろしくね、イッチぃー?」

ト「ですから、そのような呼び方はやめて下さいとなんども・・・」

レ「細かい事はいいじゃないか。イッチーがいるってことは当然・・・」

翔「トキヤ、レン、またおんなじクラスだな。よろしくな!」

レ「ビンゴっ!!おチビちゃんも一緒なわけだ」

翔「っな!チビゆーな!!つーか頭ぽんぽんなでんな。ケンカ売ってんのか!?」

レ「まぁそうカッカするなよ。きれいな顔が台無しだぜ。あっ、きれいな顔じゃなくて『可愛い』顔だったか」

翔「可愛いっていうなぁぁぁぁあ〜」

ト「静かにしてもらえませんか!?本が読めないんですが」

翔「お前、こういうときぐらい話そうぜ。本なんていつだって読めるだろ」

ト「本からはたくさんの知識を得る事ができます」

翔「まぁそうだなあ」

ト「では、あなた方と話していて何か知識は得られますでしょうか?」

翔「!!!」

レ「イッチ―、オレらのことそんな風に思ってたのそん
なんだと女の子は喜んでくれないぜ?」

ト「あなたに言われる筋合いはありませんし、ましてあなたみたいになんでもかんでも女の方と交流することに意味などないでしょう」



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