帝王院高等学校
★青色吐息☆若月わかめ様より
藤都の叫び。
え?生ゴミなんざどうでもイイから早く読ませろって?


ふ、甘いにょ!
今回ばかりは黙ってないにょ!

ハァハァ、この度わかめハニーの生ゴミ噴殺計画にぽっくりヤられた藤都ではありますがっ、なんとフタイヨー!

完全無欠二葉太陽がやってきたァアアアゲホッゴホッアアアアア!
うひゃっふぉー、2Bが何ともまァ、うっかり溺愛攻め!
2Bの癖に溺愛攻め!ひょーっ、平凡なんかコロリコックローチですよ!(´Д`*)

え?だから早く読ませろって?

もぅ、仕方ありませんね。(上から目線

あ、続きが気になるから、ハニー達は読後速やかにわかめハニーのお宅にお邪魔して無言のアンコールを送信してきましょう。←
テレパシーバリ3、電波状況は良好ですにょ。

ハァハァ、もうフタイヨーがメインカプでイイ様な気がしてきました!←


ファンレターはテレパシーじゃなくわかめハニーにちゃんと拍手から匿名で送りましょう。(あ、こいつチキンだ








 どんなに言葉を尽くしても。
 貴方には伝わる事など決して無い。



「お可哀相に、貴方はいつも独りだ」
「っ…」


 彼の中に私と言う存在を刻み込み。
 その目に映しだされるもの全てに私の姿を焼き付かせ。
 狂気と現し世との間へと貶める。



「この学院(世界)で誰より埋もれ、誰より浮いて」
「っ…さい…」

「この世界(学院)で誰より孤独」
「っい…る…ぅ…」

「引き摺り落とされる音はどうですか。ズルズルと、引き摺り落ちる音はどうですか。他の誰でもない、己の足を掴む己の姿の痛ましさ。誰も寄せ付けず誰も信じられず、己の崩れる音はどうですか」

「うるさいっ」

「信じる友など夢の中、震える虚勢で立ち続ける足場の脆さに気付きなさい。貴方に友など誰も居ない。貴方を助ける者など誰も居ない」


「うるさいうるさいうるさいっっ!!!」


 何も考えられなくなればいいのです。
 私の事しか考えられなくなればいいのです。



「哀れな人だ」


 こんなところに来なければ、貴方は追い込まれることも無く、笑みを無くす事もなく、ただ幸せに溺れているだけで良かったというのに。

 愚かな人。

 嫉妬と憎悪に踊らされ、狭い箱庭の狂気に中てられて。暗く落ちていく貴方は美しい。孤独に震える貴方は何より愛らしい。


「ここは貴方が、居て良い場所ではない」

 悔しそうに拳を握り締める貴方を、今すぐにでも絞め殺してしまいたい。


 私だけの貴方で居ればそれでいいのです。



「ハ、ッハ、うるさいっ…俺、は…俺は…」
「まだ虚勢を張るのですか、愚かしい」

「っ…崩れてなんてやらない!他の誰にも潰されない!俺は、俺は!貴方の為には何一つ、動かさない!!貴方に俺は動かせないっ!」

 真っ赤な目で崩れ落ちそうな脆い足元で。
 それでもまだ虚勢を張って私を睨みつける。
 愚かしいほどの強さで。
 哀れなほどの果敢無さで。


「寂しいのでしょう?」
「っ…!」
「苦しいのでしょう?」
「……っ」
「恐ろしいのでしょう?」
「っっ……」

 泣きそうなくせに。
 縋りつきたいくせに。

 それでも小さな虚栄心だけで足を踏みしめる。己を貶める輩などに何一つ心動かしてなどやるものかと叫び啼く。
 陰りを帯びながらも失わない…精一杯の虚勢で己を守る、その強さは震えるほどに…愛らしい。






「俊、俊!ダメだって、ほら、行くよ!」

「アハハハ、もう無理だってー!」



 誰が貴方に笑みを浮かばせようとも。
 ここに居場所は作らせない。



 彼の中に私と言う存在を刻み込み。
 その目に映しだされるもの全てに私の姿を焼き付かせ。
 狂気と現し世との間へと貶める。

 何も考えられなくなればいいのです。
 私の事しか考えられなくなればいいのです。
 私だけの貴方で居ればそれでいいのです。


 叩きつけて壊してしまうほどに貴方を苦しめてあげますから。



 他の誰よりも。
 私を憶えていればいい。

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あきゅろす。
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