帝王院高等学校
☆六月様より
こんにちは、いきなりですみません。今日は爆弾を投下させて頂きに参りました。イメージはカルマの誰かでお願いします。
お目汚しですが、お付き合い下さい。





貴方が、居ない。

此処に、貴方が、居ない。

誰の叫びも、嘆きも慟哭すら、貴方には届かない。
この手を伸ばせば届いたのだろうか……。
この声が張り裂けてしまえば、引き留められたのだろうか……。



泣きたい夜に、優しい貴方の声が涙を拭う。

貴方の手が触れて、哭く事すら些細な事になる。

貴方は唯一の人。

俺の主であり道標。

俺の全て。

貴方が居ない、ただ、それだけで俺の足元は崩れ、道すら見えない。

この手には何も掴めない。
この声は、誰にも届かないままに……。


あぁ…何時か、狂ってしまった俺を、貴方はもう拾ってさえくれないのだろうか…。


俺に安息を、安寧を与え、教えた癖に。

嫌いだよ。大嫌いだ。

貴方に必要とされない自分なんて、何の価値がある?
唯、望むのは貴方だけ。

貴方だけなのに…。





end

←いやん(*)(#)ばかん→
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あきゅろす。
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