狂気ノ噺 9* ヒロの手を引き、部屋へ連れて来ると後ろ手に鍵をかけた。 「岬?」 「ベッドに座って待ってて?寝てたら捨てるから。」 俺はそう言うと、ターゲットの首を手際良く処理し、身体をざっと洗う。 さすがに、血まみれのままヒロに触れるのは嫌だしね。 首部屋には、これでもかっていうほどの首が、ホルマリンの液に浸かって綺麗に並んでいる。 大体は目を閉じているが、中にはあまりのことに目を見開いたままの奴もいる。 まぁ、顔には興味ないからどうでもいいか…。 その中に、女の首を加える。 あぁ、そうだ。 ここで、ヒロを抱こう。 「ヒロ、おいで?」 「は、い…」 おずおずと入ってきたヒロの目に目隠しをする。 もちろん、怖がらせないため。 唇にキス。 最初は、浅く軽く。 だんだん俺とヒロの唾液を混ぜるように…。 「ん………ふっ…ん ん」 服の上から、乳首を摘めばぴくんと震える身体。 クチュ クチャ… 舌が絡む音が必要以上に響く。 首があるなしに関わらず興奮する。 くりくり、と乳首を弄べばヒロのズボンの下で主張するヒロ自身。 甘い唇から俺のそれを離し、ボタンを外して露になった乳首を甘噛みすれば洩れる微かな嬌声。 余っていた手をヒロのズボンにかけ、パンツごと引き下げるとやおら勃ったヒロ自身をその手に包み緩く扱く。 「んひゃあ!あ、やぁ…ソコ、むりぃ…」 急に与えられた快感に震えるヒロがすごく可愛い。 [*前へ][次へ#] [戻る] |