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皇桜学園物語
鈍感力は重要です@
「突っ込み?…ボールペンは有るけど…短い?」
私のじゃないけどいいかな?

「僕も赤ペンしかないけど…。」
「…いや、気にしなくていいです。名前を書くんだったな。隣でいいのか?」
「良いんじゃないかな?えっと、いいですよね笹倉先輩。」
「良いよ。あ、僕も雪兎でいいよ?」
「ありがとうございます、雪兎先輩。だって、卓都。」
「…良いのかな、こんなんで…。」

書き終えたのを確認したあと、帰っていく雪兎先輩と大いなる敵視。

「これを破るのかぁ。ちょっともったいない気がするね、高そうだし。」
「まあ、金持ち高だからいいんじゃねぇか?別に金払ってねぇし。」
「一応、入学金は払ったよ。」
「…意外とせこいな、春日。」
「だって、一発終了で終わる紙に使われるのは気にくわない。」
「まあ、確かにな。」
まあ、そんなことをいちいち気にしていたらこんなところでいるはずのない二人。ピンクの紙を見ながら、次の行動を待つ。

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