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皇桜学園物語
容赦なくやります@
「…柾父?」
なんでそっちから声が聞こえるの?さっきまでここに…

『悪いな、春日。早く足止めしないとと思ったから先にきちまった。』

聞いてる限りだと悪気のない声でそう言ってきた。

「え、私そんなに話し込んでた?」
入口近くだから後ろか前通らないと出れないよね?勘が鈍ったのかな…。

『ああ、でも俺もなるべく気配を消していたからな。難しかったと思うぞ。』
「そっか。」
やっぱりもうちょっと真剣に考えないといけないかな。気配探し。

『とりあえずお前もこっちにこい。さっきそこの会長からお前が家庭の事情で早退できるように手配したから。』
「え…?」
『なっ!?お前そこまでやったのか?!』
『ん?まあ、重要な家族会議だからな。だが俺と二人きりがいいと言うなら別に俺は『春日、すぐに来てくれ。』…だそうだ。』
「わかった。じゃあ、今から来るね。」
『…なるべく早く頼む。』
「うん、待っててね。」
ピッ

春日は携帯を切った。


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あきゅろす。
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