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皇桜学園物語
A
「それにしても…どうしてわかったんですか?」

そして、静かに目を細めた。

「強いて言えば勘だな。後は雰囲気だ。お互いになんとなく意識してるな。奥のお似合いさんほどは出してねぇが。」

柾之は奥の此方達を一瞬見て言った。それに気づいた此方は顔を真っ赤にさせ、雪兎は首をかしげ、此方を見て首をさらにかしげ、此方の頭を撫でる。

「あとの三人は…これも面白いな。」

そのあとは他の三人を見て、チシャ猫のように楽しそうな顔をした。

「柾父本当に楽しそうだね。」
もうターゲット見つけた!!って感じ。これ、結構生徒会にも来るのかな。

「ああ。うちの生徒会と取り替えたいくらい面白いな。というかここにいる全員を入れたいな。」
「ふむ、卓都も来るなら少し考えますね。」
「だから勝手に人を扱うんじゃねぇ!!春日!!お前も勝手にされてんだぞ!?」
「嫌でも柾父、親だから、やろうと思われたら私は確実だと思うんだ。」
「う…。」

春日の言葉に卓都は止まった。

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あきゅろす。
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