皇桜学園物語 本人に聞きましょう@ 「…ふむ。思っていたより礼儀正しいな。」 政父は感心しながら頷く。 「…で、お前はそこの生徒会長と恋仲か?」 そして直球で聞いてきた。 「…は?」 数秒ほど止まり、活動開始の発言をしたが、脳は以前として働いてないらしく、疑問符が聞こえる。 「誰と誰が?」 「君と生徒会長だ。違うのか?」 「誰がこいつと…!!」 「今はまだお誘い中ですね。」 ようやく頭の中に入ってきたのか、卓都は言い返すが、継谷が自分の現状を伝えた。 「なるほど…まあ、おとしがいはあるだろうな。頑張んな。」 「ええ。ありがとうございます。」 「ちょ…勝手に話を進めんな!!俺はこいつとは絶対に恋人にならないからな!?」 その発言を聞いて、柾之は納得したらしく、継谷を応援した。継谷もそれに卓都をあえて無視して礼を言う。 [*前へ][次へ#] [戻る] |