皇桜学園物語
A
「…心得ました。」
それに対し、継谷も頭を下げて了承する。
「…お前は出来そうだな。うちの生徒会もこれぐらい受け流し方を覚えてもらわないとな。」
それを見て、政父は頷きながら継谷を見る。
「政父楽しそうだね。」
「ああ。これは思った以上に収穫できそうだからな。…そういえば春日。お前の隣にいる反応が分かりやすすぎる奴はお前がいっていた友達か?」
撫でていた手を止めて、政父は春日を見る。
「そうだよ!!私と同じクラスで同じ部屋の卓都だよ!!いい人だしかっこいいし運動も上手なんだよ!!」
卓都すごいんだよ!!しかも綺麗なんだよ!!
「ちょ…春日!!誉めすぎ!!そこまでのものじゃないって!!」
「えーまだ言い足りないよー。」
「美化されすぎだからだめに決まってんだろ。えーと、改めまして、羽崎卓都です。春日とは仲良くさせていただいています。」
卓都は春日に突っ込んだあと、政父を見て、頭を下げた。
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