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皇桜学園物語
A
『篠宮先生は皆さんの試験の様子を見ますので、しっかり頑張ってください。また、今回案内するのは、出来れば中学校、小学校で紫宮学園にいったことのある人間を優先したいと考えていますので、連絡をお願いします。以上です。』

上条の一言で、朝会は終わった。

「なぁ、春日に聞きたいんだけどよ。」
「なに?」

体育館から出たあと、卓都に声をかけた。

「春日ってもしかして、中学校、紫宮学園ってとこか?」
「そうだけど…なんで?」
卓都エスパー!?いいな、私も、欲しいな…絵を見ただけで、美味しいかおいしくないかわかる能力とか!!

「いや、普通父親のところにいく方が普通だろ?…なんでここにしたんだ?」

卓都は春日に問いかけた。

「うーんと、中学校まではあそこにいたんだけど、なんかいきなり朔パパがこっちに行きたいって言い出して、見張りやくだってこっちに来たんだよ。」
「…見張り?」

春日は思い出しながら、細かく話し出した。


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あきゅろす。
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