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皇桜学園物語
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「とりあえずお前の発言に突っ込みを入れたい。」
「………?なんか変なこといった?あ、卓都。」
「いや、お前と世間の感覚の違いを改めて思い知っただけだ。」

春日が首をかしげると、卓都はため息と同時に諦めたような笑みを浮かべた。

「眉にシワを寄せるな。顔が悪くなる。」
「いや別に大丈…ぶぅ!?はぁ!?」

すると後ろから聞きなれた声がし、抱きつかれた。周りから騒がしい声もし始める。その声に一瞬気づかず、卓都は言葉を続けてしまい、焦った状態で、後ろを振り向いた。

「後ろから継谷先輩が来てるから、って言おうと思ったんだけど、遅かったね。こんにちは…じゃないですね、こんばんは継谷先輩。」
「ああ、誘いに来た。卓都をつれてってもいいか?」
「ちょ…人を勝手に扱うな!!春日ももうちょっと早めにいってくれ。」

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