皇桜学園物語
満喫計画中です@
「やったー!明日から休みだぁ!!」
次の日の授業を終え、春日は喜びを全体で表し、卓都を抱き締めた。
「ちょ…おま…苦し!!」
すると、腕の力にも幸せ成分が入っていたらしく、卓都のギブ声聞こえてきた。
「あ、ごめん。大丈夫?さする?」
その声に慌てて春日は離し、卓都の様子をうかがう。
「いや、緩めてくれたらいい…。」
すると、手が離れたことで安堵したのか、卓都はほっとしたような表情をした。
「そっか、よかった…あ、卓都はゴールデンウィークどうするの?」
春日も安堵したような顔を見せ、はっと気づいたように、こちらを向いてきた。
「どうする…って俺今家に誰もいないからこんな全寮制に入れられたんだから、このままここにいるよ。」
「あ、じゃあ、一緒にお買い物とかしない?」
「は?何時もしてるじゃねぇか。」
「違うよ、学校内のじゃなくて、外の。久々にケーキ外で食べたいなって思ってさ。」
ショートケーキ、シフォンケーキ、ジャーマンケーキ、チーズケーキ、フルーツケーキ、モンブラン、シュークリーム、ラズベリータルト……ああ、想像するだけでよだれが。
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