皇桜学園物語
A
「春日の親父さん?………ああ、あの手紙の…って、もしかして春日にへんなことわざ教えてるやつか!?」
卓都は思い出しながら、春日からでる様々な父親発言を思いだし、そう言った。
「へんなって………確かに政父は昔の知り合いから、口喧嘩上等伝説作ってたらしいから不思議かもしれないけど、とっても実用的だと思うよ?」
そういえば、実際に経験したものからって政父言ってたな…。政父はお転婆さんだったのかな……あれ?これ女性に使うものだったっけ……じゃじゃ馬……もそうだよね多分。……………大はしゃぎの人?………子供っぽい。
春日は卓都の言ったことに反論するが、違うところで悩み出した。
「まあ、確かにな。」
しかし、卓都も思い出した状況を考えて、頷いた。
「………でも、口喧嘩上等は………ちょっとネーミングセンスあれだな。」
が、キャッチフレーズは気にくわなかったらしい。
「うん、なんか一昔前のテレビでヤクザっぽい人がやってそうだよね。」
しかし、実はというと春日も気に入ってなかったらしく、相づちをした。
[*前へ][次へ#]
[戻る]
[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!