皇桜学園物語
親子関係良好です@
「………なぁ、会話に入っても構わねぇか?」
その時、気まずそうな声がした。
「あ、ごめん。」
「ミャア」
その言葉に、はっと気づくと、二人は謝った。しかし、卓都の気まずそうな顔を見て、
「あ、もちろん卓都も好きだよ!!」
と、慌ててフォローする。
「それは…ありがたいけど…。」
すると、頬を染めて、目線をそらす。その行為と発言から恥ずかしがっているだけだと、判断できた春日は、ほっとする。
「それにしても、テストかぁ。いやだね。」
「嫌だよな。というか最近入学試験が終わったってのに。」
そして、テストの話へと戻る。すると、卓都も、はぁ、とため息をつきながら頷く。
「ま、でも近づいちゃったのはしょうがないね。それよりもさ、うちの父さんがさ、この一週間にくるんだって。もう今から楽しみだよ。」
政父は今回はどんなこと教えてくれるのかなぁ…それともまた自分で考えろ発言するのかなぁ………。
春日が考えていると、卓都から返答が来た。
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