皇桜学園物語
A
「ミャ」
「え!?モニは知ってたの!?」
「はぁ!?」
モニの発言に春日は驚き、その発言に、卓都は驚いた。
「………なんで私が知らなかったのにモニが知ってるの?」
ここんとこそんなに話してなかったかな………やばい!!モニ、グレルのかな!?昔写真で見た、旗持ちの猫になっちゃうのかな!?可愛いけど…反抗期だよね。
春日は一瞬驚いたものの、脳内で考えた推理に慌てて理由を尋ねる。
「ミャア」
「ああ、孝仁か。」
「ミャア、ミャア」
「え…そんな前から知ってたの………?」
「ミャー、ミャウ」
「な、なんだ、忘れてたのか、びっくりした。てっきり反抗期になったのかと…」
「ミャア!?ミャウ」
「!!そっか…私も大好きだよー!!モニー!!」
春日はモニの言葉に大喜びしながらギュッっと抱きしめる。
「ミュ」
「あ、ごめん。これくらいは?」
「ミャー」
「よし……あーもーモニは可愛いなぁ。」
「ミャー」
「そうだね、ごめんごめん、やり直して…カッコイイなぁ、モニは。」
そして、親バカと化した。
[*前へ][次へ#]
[戻る]
[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!