皇桜学園物語 問題点が違います@ 「…何で?」 「だから…「私は別に喧嘩を無くしたいなんて、一言もいってないよ?」 ただ、原因が知りたいだけだったし。 「…あ。」 心の声が聞こえたかのように、卓都はぽかんとする。 「喧嘩の原因が私の直せる範囲なら直そうって思うけど、無理ならしょうがないし。」 「いや、俺と離れるのは普通にできるだろ。」 「私は一度身内に入れたものをそう簡単に否定する気はないし、つもりもない。それで敵になるなら倒すだけ。」 今までに見ないほど男前っぷりを見せる春日。 「…春日…。」 今までに見ないほど乙女声の卓都。 「まあ、甘いものには卓都でも負けるけど。」 「そこは心の内で留めておかないと彼女ができねぇぞ。」 そして、ここまでの王道的フラグを見事に通り過ぎるノーマルな二人。 [*前へ][次へ#] [戻る] |