皇桜学園物語
C
「……」
どうするかな?という表情をしたまま春日は卓都を見る。
「…(ハァ)わかった。今回は春日が自分で倒したから俺からは何も言わないことにする。ただし、次からの喧嘩は、すぐさま俺に報告すること。倒しても、だ。」
「ありがとう!…あれ?何で報告?大丈夫だよ始末くらい。」
「お前、発言結構痛いのな…。ピンチだったら助けにいくし、…そろそろあいつらに抗議しないといけないしな。」
ため息をつきながら今後の対策を告げる。ものすごく嫌そうだ。しかし、春日の注目点は違った。
「そういえば卓都…私、未だに何で喧嘩売られるか知らないんだけど…。」
今チャンスだよね!卓都に聞こうっと。
「…は?」
「だから…「いや、質問はわかった。…てか本当にわかってねぇのか?」
まさかそんな馬鹿な…、という表情を隠せない卓都。
「だから、あのお方達っていまだに知らないんだけど…誰?」
知ってないとダメなのかな?
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