皇桜学園物語 B 「…春日。何で相手をかばうんだ?」 自分への文句を春日が隠そうとしたことに気づき、まずはそこを攻略をしなければならないことを理解する。 「お前に喧嘩売ったやつだぞ?最初の言葉だって腹をたてていただろう?」 そしてようやく、卓都は真相を聞く。 「そりゃ、腹立ったよ。卓都にブサイクって言うし。だから切れちゃって…気づいたら全員ぶっ倒してました。」 春日さんは切れると意識が飛ぶらしい。 「皆急所に当てちゃったもんだから悶絶してて、ちょっとやり過ぎたかな…?って「…待て。ぶっ倒したのか?」 凶悪な発言よりもまず、いつも甘いものを食べている印象の春日に、卓都は「ぶっ倒した」という述語が接続できなかった。 「…うん、気づいたら皆倒れてたし何となくのした意識あるし。」 その混乱を意図も簡単にスルーする春日。そして、飛ぶではなく意識が奥に引っ込む様子。 「だから、卓都さっきからあいつらにお怒りでしょ?私がもう止めを刺したのにまた卓都にげんこつされたら可哀想かなって。」 「…そうだな。俺もげんこつじゃ済まねぇ…って思ってたしな。」 [*前へ][次へ#] [戻る] |