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皇桜学園物語
A
「此方、どうしたの?朝のあいさつ?おはよう?」

今回もまた完璧なスルーを決める春日だった。

「そこから?まあ、おはよっ!でも用事は違うよ。紙確認させて。」

此方は笑いながら手を出した。

「ん。」

すると、美少女的美人、此方からは、雪弥と呼ばれた人物が自分の紙を渡した。すると、それを見たあと、何か、多分生徒の名前がかかれた紙にチェックを入れていた。

「確認?」
「そう。時々…よし、はい、いいよ。時々、名前と名字グループで間違えてくるやつがいるんだ、それを没収するのが僕の係。」
「没収するの?」
「間違えてってことは話を聞いていなかった、と言うことでしょ?もとの位置に戻すのも、言わば時間の無駄だしね。」

一度確認したあと、此方は彼に返し、次に春日の方を見た。そして、手を出した。

みんなが渡してるってこれのことだったのかぁ。てっきり始まる前からリタイアかと思った。
「はい。」

春日は先程の集団化の理由がわかってスッキリ。


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あきゅろす。
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