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皇桜学園物語
A
「えっと前にしまった所は…」
どこおいたっけ…最後にさわったのは…

春日は自分の部屋に戻ったあと、パンフレットを探す。

「ミャア」
「ミァ」

すると、隣の部屋から猫の鳴き声が聞こえた。

「ミャアー」
「ミャー」

少したつと、また声がした。

「すごいな卓都。二人の“遊びにいこうよコール”無視できるなんて。」
どうしよ…定位置つくったらどこ定位置にしたか忘れた…。

「ミャアーミャアー」
「ミィミィ」

確か引き出しの中に作ったんだけどな…。あれ?

「ミャアーミャアーミャアー」
「ミィミィミィ」

あれ?机の上だっけ?
「ミャアーミャアーミャアーミャ「わかった!…起きるからどいてくれ!!」

「あ、卓都起きた。早く探さなきゃ。」
…机の上にもない…。あれ……あ。

「そう言えば卓都に昨日貸したままだった…。」
戻ろっと。


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あきゅろす。
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