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皇桜学園物語
新しい朝が来ました@
「卓都ー!!起きてー!」

あれから数日がたち、春日たちの日常的な朝が来た。

「……あぁ?」
「はい、7:30…28秒だよー起きてー!!」

春日は卓都を布団ごとゆさぶる。

「今日は日曜だろ?学校休みじゃねぇか…。」

卓都はいやそうに布団にもぐる。

「卓都ー今日、出校日だよー、おぼろ花見祭だよー、皆で…あれ?」
何するんだっけ…。

やることの多かった一週間で春日はすっかり常時内容を忘れていた。そのため、一旦自分の部屋に戻る。寮は同室、となっているが、リビングとユニットバスが共同程度で、あとは自分の部屋があり、卓都はそのチャンスを逃すはずなく夢の世界へと旅立とう…としたとき何かが引っ掛かった。

「?」

春日は先程ドアの音が聞こえたので外にいったのは間違いない。変わったのは…

「ミャア」
「ミィ」

布団の上に、猫が二匹。


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あきゅろす。
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