chaosな日常
春の歌
「春よー遠い春よー。」
「おっ、日向何、呼んだ?」
「違う違う。ユーミン。」
「えっ?ユーミン谷の仲間ですか。俺はミーが好きだな。」
「つまらないボケはいらないからね。あなたの言ってるのはカバに似た妖精だ。」
「春のうらーらーのぉー」
「おっ、呼んだ、日向?」
「違う違う。日本歌謡曲の名曲だから。」
「あっ、ちなみに俺はうらうらしてません。ムラムラしてます。」
「つまらない下ネタはいいです。しかも、うらうらじゃありません、うららです。」
「今年の春はどこへ行こうかー。」
「俺はっ、モナコがいいですっ!」
「はいっ、そんな遠征しないからねー。言うなら市内にしようかー。」
「…えっどこか連れてってくれるのですか!?」
…しっしまった。春がブリッコ顔をしてくる。
そっ、そんな見つめないでー。いや、素直に気持ち悪いから。
…にしても、春という単語が出てくる歌詞は多いですね。
やはり、哀愁漂いますなぁ。
俺は、
「モナコ〜モナコ!」
といいながら駆け回る春を見て、微笑ましくー。なるかいな。
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