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lizard
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キーンコーンカーンコーン

「なんか、疲れたぁ!校長の話長すぎっ!でも、松ちゃんは、かっこいいしノリよさそうだし、いい先生っぽくない? 」

美加は、お弁当を取り出しながら、私の机に自分の椅子を引っ張ってやってきた。

「あっ!放課後、部活見学行く!?あたし、バド部入りたいんだけど、音葉は?」


「えっ!?そんなのあるの!?」

「なに、音葉〜。あんた、見かけによらず、人の話聞いてないわねっ!校長言ってたじゃん」

「そうなの?わたし、聞いてなかったっ!」


本当に初耳だった。私は、本当にぼーっとしすぎだ、嫌になっちゃう。。

「なんかね、ここって、部活熱心じゃん?でも、学校の先輩のなかにすごい不良がいて、問題が起きて、軽音楽部がなくなっちゃったの!信じらんなくない?イケメン多いし、まさに青春じゃんっ?」


どんだけ、美加はイケメン好きなのだろう。もう、松原先生でいいじゃないか。

「そうなの??この学校に不良がいるんだ。カツアゲとかあったら、どうしようっ!」

「音葉、ウケるー!大丈夫よっ、女の子には、手出さないよ、男は。それにあたしが守ってあげるよっ!」

美加は、グーパンチを構える。なんだか、こんなかわいい子が構えると、余計可愛くみえて、笑ってしまった。

「なによぉ!弱そうっていいたいのぉ?」


「いや、そういうー

「音葉ぁぁ!!寂しかったよぉ!


でかい、声と大袈裟にドアを開ける音がした。

みると、爽やかオーラをだした、俊ちゃんが、弁当をもって立っていた。

「キャー、むっちゃ、カッコイイ!えっ!?音葉の知り合い?紹介してよ!もしかして、彼氏っ!?」


美加が興奮している。
「いや、俊ちゃんはただの幼なじみで…」


「なに、これ。音葉、もしかして、この女に弁当カツアゲされてんの!?許さねぇ!」

まさに、意味不明である。なぜ、そうなるのだ!俊ちゃん!

「はぁ???あんた、あたしと音葉は、友達に決まってンでしょ!?」

「うっせぇ!俺、こういう男子の前だけ媚びる奴だいっきらい!音葉のダチ?んな、バカな!いや、カバか?ぶはは」

俊ちゃんは、おかしい。そりに、『媚びる』の意味が分かっているのかだろうか。しかも、寒いギャグ。痛すぎる。


「いや、本当に美加ちゃんは、私の友達で!てか、俊ちゃん、でかい声あげすぎ、浮いてるよ。」

「ごめんっ、音葉。俺、寂しくてさぁ。」



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あきゅろす。
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