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▽Cold Day /芥川







寒い寒い冬は



君と一緒に暖まろう―…










***Cold Day***












そとは寒くて冷たい雪が降っていて、




今日はジローちゃんとお部屋デートというやつだ



ジローちゃんは相変わらずぐっすり眠っていて、あたしは本を読んでるだけのごくごく普通のデート



「……」


「……ぐぅ、眠いC・・・・」


「…?ふふっ、ジローちゃん寝言言ってるし」


たまに言う寝言が可愛くてなんだか笑ってしまう…―



なんだか幸せだなぁ…こういうの


「優雨…」


「へ…?わゎっ…」


なんてほのぼの思っていると不意に名前を呼ばれいきなり腕を引っ張られ抱き締められた状態になったと思いきや、そのまま体勢が崩れて倒れこんでしまった


「ちょっと…!また寝ぼけてる??」


「う〜ん…起きてるC〜」


「ジローちゃん手冷たいよ…もしかして寒い?」


抱き締めている手に触れてみると少し冷たい…


寝起きだし、体温低いのかな?


「うん〜少し」


「今あったかい飲み物でも持って来てあげるよ」


だから離して?と言ってもジローちゃんは離れる様子もなく腕の力は緩めなかった


「このまま」


「…?」


「このままがいいC〜」


ギュッと腕に力を込めたのがわかった


「でも…寒いでしょう?」


「それなら優雨があたためてよ〜」


「え?!あたし?」


「うん〜このままギュッてしてたらあったかいC〜」


「もぅ…」


あたしが少し頬を赤らめながらそう言うと、

ちゅっ、と音を立てて可愛らしいキスをした






「優雨の隣りがE〜のっ」







そう言ってにぱっとジローちゃんは笑う


あたしはなんだかその笑顔に顔が熱っつくなった



「だから、このまま…」



そう言ってまたもやジローちゃんは夢の中…



仕方ないなぁと思いつつもあたしは自分からもギュッと抱き締め返す





寒い冬でも、ジローちゃんの隣りは温かくて



いつでも幸せな気持ちになれるんだ…





「むにゃ…大好きだよ〜…、優雨…」







ほら、ね?君のそんな言葉も居心地がよくて、




とっても温かい。













--END--








**後書き**





オチなくてすみません( ̄○ ̄;)


てかこれジローくんかわからなっ…!!てカンジです(´-ω-`)








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