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Dust box
Re:start (異世界転生の序章?)
 極普通の高校生だった。
 顔も、性格も、頭も、運動能力も、全て平凡、並みの人間だった。
 そんな俺は、運だけは悪かったようだ。
 いつもの帰り道、居眠り運転の車に轢かれて呆気なく死んでしまった。
 まだ、高校1年だったんだけどな…。
 で、このまま天国とか地獄とかそんな所に行くんだろうな―…とか単純に考えていたのに、曖昧な意識の中で優しい歌と女性の声が聞こえてきた。
「今日も元気いっぱいね〜」
 楽しげな女性の声。でも、それを聞くと安心した。
 自分の中にある不安全部がなくなったみたいだった。

ある程度言葉が話せるようになった頃、俺は、転生つまり生まれ変わったこと、その今の俺が生まれ変わった世界が俺の前までいた世界とは異なること等々を知った。
正直、信じられなかった。
ただ、夢を見ているんじゃないかとも思った。
 でも、これが現実だと認めるしかなかった。
 だから、まぁ、とりあえずは……
「子供らしくしゅごしましゅか…」


END

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あきゅろす。
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