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小狼とさくらの小説1
(ちょっぴり18禁)第二話 小狼とさくら前編
小狼の家に行った二人。

さくらは相変わらず、数学が苦手。

今日は数学の小テストが明日ある為、小狼に教わりにきたのだ。もちろん泊まりで。
兄の桃矢には、メールを入れといたのだ。今日は小狼の家に泊まると。

「…ここは、8を二乗して、Xを解きたいのだから、7を代入して…」

「小狼…そんな事、いっぺんに言われてもわからないよΣ(ノд<)」

「さくらって本当に数学昔から苦手だよな」

「だって、算数も苦手だったし…」

「まーな。相変わらず運動神経は抜群だけどな。まっ、いつまでも変わらないさくらがいいんだけどな////」
「小狼…////」

二人とも見つめ合う二人。そして、唇が重なる。
小狼が唇を離した後、すぐに抱き締めた。

「(ヤバい…さくらを抱きたい。でも、さくらは嫌がるかな…それに、初めてだからな…。数学、教わりに来てるのだからここは…)さくら…好きだ…」

「私も…私も小狼が好き…」
しばらく抱き合う二人。

「…さてと、さくら…そろそろ数学の続きをしようか。」

「(小狼のばかあΣ(ノд<)ムードが…)うん!」

さくらと小狼は、本当の恋人同士にはなってなかったのだ…。純粋なさくら何故それを知ってるのか…それは数日前にさかのぼる。

(さくら編) ―数日前―

さくらは、鈴苺からメールが来ていた。

李 鈴苺

木之本さん久しぶりね。元気?

小狼とうまくいってるのかしら?

----end----

「鈴苺ちゃんからだ♪久しぶりだなあ〜♪ええと…」
木之本 桜

小狼とはうまくやってます。
小狼は相変わらず、わたしの事を一番に考えくれるの♪
----end----

李 鈴苺

そうなんだ〜ふうん(*´∀`*)
ぢゃ、小狼とはむすばれたのね?
----end----

木之本 桜

ほえ?結ばれたって?

----end----

李 鈴苺

もう!結ばれたと言えば、関係したの?って聞いたのよ。相変わらず、ぽややんなんだから(笑)

----end----

木之本 桜

ほええ〜////そんな事してないよー(>_<)

----end----

「木之本さんと小狼まだしてなかったのね〜全く…小狼と木之本さんてば、告白の時といい、〇ッチといい…でも私は、〇ッチに関しては、私が突っ込む事ぢゃないわね。」

李 鈴苺

木之本さん良く聞いてね。二人が関係してないのはびっくりしたけれど、二人が、「結ばれたい」と心の底から、お互いに思ったらきっと結ばれるわ。だから焦らず頑張ってね。
----end----

木之本 桜

うん♪ありがとう(^ω^)がんばるね♪
----end----

「……小狼はわたしと、結ばれたいって思うのかな…。でも、結ばれたいと思うのなら、小狼から…そうゆう行為はしてくると思うし…」

さくらは考えていた、小狼と…小狼と結ばれたい。本当の恋人になりたいと。

でも、さくらには自分からしたいって言える勇気が無かった。(小狼編)

「(さくらを抱きたい。さくらを俺の物だと感じたい。俺しか知らないさくらをみたい。どうすれば叶うのか…)」

小狼は考えいた。さくらが、結ばれたいと思う前から。しかし、行動に移せない自分がいる。

「(なんて情けないんだ…小学生のガキの頃もそうだ…さくらの事が好きだと、分かった時から、すぐには告白できなかった。今も同じだ。さくらを抱きたいと思うのに、出来ない自分。情けない。)」

そんな時、鈴苺からメールがきた。

鈴苺

小狼、元気?私は元気よ♪木之本さんとうまくやってるみたいね。本人から聞いたわ。小狼?木之本さんと結ばれたいって思わないの?
----end----

「な…ば…///////」

顔が久しぶりに赤面した。赤面しながらも、鈴苺に返事をした。

小狼

したいと思う。だが、俺はどうしたらいいかわからない。さくらを大切にしたいから、傷付けたくないし、泣き顔も見たくない。だから手が出せない。

----end----

「ふぅん…♪二人とも同じ気持ちなのね。なら、私が背中を少し押してあげれば…」

鈴苺

私が木之本さんなら、抱かれたいと思うわ。逆に、この年になって手を出されないとなると、私は不安で堪らないと思う。
だから、焦らずに二人が結ばれたいと思うのであれば、小狼が抱いてあげればいいのよ。木之本さんは、小狼の事、受け入れると思うの。
----end----

「…二人が結ばれたいと思ったら?…そんなの分かるハズがない。…俺は、さくらを抱けるのか?抱けるなら、ずっと抱いていたい。さくらが、いいと言うまで。」

小狼の出した決断は、やっぱりさくらを抱きたい。恋人同士ならさくらを独り占めにしたい。…欲望だった。だが、さくらの気持ちを考えると小狼は手が出せないでいた。

「…そうゆう不陰気になったら、さくらに聞いてみるか。恥ずかしいが、さくらの本当の気持ちが知りたい。…お互いに「愛してる」と言いながら…さくらを…」
小狼はもう心の中で決めたようだ。そして…

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あきゅろす。
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