公開ネタ帳
水鏡相手・水術師ヒロイン
水成 青(みずなし あお)
結構男前な性格。サバサバしてる。あんまり笑わない。
原作終了後の話。
500年前、代々水を使える家系の水成家。
炎術士のように水を生み出し、さまざまな能力を持ち、術もちょっと使えた。
しかし、炎術士の場合は魔道具の炎など相手にならなかったのに、水成家は魔道具による水使い(閻水、氷魔閻など)に実力を越されてしまう。
偽者に本物が汚された、となり、そこから水鏡家を憎み始める。ようするに逆恨み、負け犬の遠吠え。
そして時は流れ現代、この日まで水鏡の人間何人かは殺してきてるが、代を途絶えさせるほどではなかった(しかも殺したのは水鏡家の中でも水使えない人。)
水成家の憎しみは代々引き継がれ、幼少時から水の訓練を受けるとともに憎しみも叩き込まれる。
そんな中、水成家跡取り、青。
一人娘ということで、男じゃないので残念がられていたが、今までの跡取りの中でずばぬけて優秀だったため親族一同から期待される。この代こそ水鏡を殺せるかもしれない。水鏡さえ殺せれば代を継ぐというのをこれまでほど重要視しなくていいから女でも別に。
青の両親はいとこ同士。水の力を残すために近親者での結婚が多い。ゆえにちらほら病弱な人間も多い。青は平気だけど父親は水使えるが病弱。母親は水使えない。そんな両親なのでさらに青への期待は大きく。
しかし周りからの期待とは裏腹に、青は水鏡を殺すことに疑問を持ち始める。
水を使うのは純粋に楽しいから使うよ。術も面白いし。でも親たちから昔の話をきかされればきかされるほど、水成家みっともないだけじゃない?逆恨みっていうか、殺すんじゃなくてちゃんとまじめに偽者に負けない努力すればよかったじゃないですか。憎むんじゃなくて自分を恥ずべきじゃない?
物心つく前から水使うの楽しい、と思ってたからこそ、また水の才能がずばぬけてあったからこそひがみという感情が芽生えることなく、水を水鏡殺すために使うということに納得いかなかった青。
人に乱暴しちゃだめ、生き物殺しちゃだめ、ニュースの殺人犯は悪いヤツ。そう教育してくるのに水鏡になると豹変してとたん殺せ。…もう我が家代々洗脳されてんじゃないですか…
頭よく、優秀だったゆえにひねくれる青。口には出さないし表立って反抗もせず適当にかわしていい子でいたけど、やっぱり親族嫌いで、それがあって水鏡のことも殺そうが生かそうがどうでもいいが、親族に対してあまのじゃくに、殺せても絶対殺さない、と思う。
青15歳ぐらいのとき、父、病状が悪化してるのに、親族がみんな集まる大事な会のため無理をして参加、それにともない水の能力が暴走する。ウォーターカッター振りまきまくり。
水使えない家のものはみんなやられてく。
使えるものもふせぎきれなくてボロボロ。
青は無表情で防ぐ。
家の中で抗争がはじまる。
今お前俺を攻撃しただろ、狙いが逸れただけだ、などと、目の前で殺しあう親族たち。それをどこかぼんやりと、ただ水のバリアで身を守るだけで手出しは何もせず眺めてる青。
い っ た い こ の 人 た ち は 何 を や っ て い る ん だ ろ う
気づけば全員自滅。みんな死んでしまった。
…みんなバカだ。バカばっかりだ。…もうこの家はおしまいだね。…まぁ、何かが絶滅するときって、案外このぐらいあっけないものなのかな。
青、遺産なりなんなり整理して、一応この家は残すけど、もうここに住みたいとは思わなかったので遠くに引越し、転校。
転入先、隣の席は水鏡。
水鏡?…イヤまさかそんな偶然ないよねぇ…
なんと家も隣。同じマンション。…イヤイヤまさか…
そんな中、青が部屋にいたら隣から大きな音。ここ基本防音のはずでよほどじゃないときこえないのに。
大きい音、やまないので青、まさかと思い水鏡の部屋へ。
そこでは、数体の鎧が水鏡を襲っていた。鎧の中身は水。
この鎧みたことある。実家にあったよこんなの。
思いつつ、青、水使う。水鏡を守る。
私は水成青。14(?)代目水成家が頭首だ。
↑水の術は自分より上の立場の水成家のものには基本手を出さないようになっているのでこう発言。
しかし水鎧、頭首ならばなぜ水鏡をかばう、と言い、お前は裏切り者だ、となり攻撃をやめない。青、完全に水成家の敵とみなされる。
水であるために打撃きかない鎧にも、違う水を上からかぶせて主導権奪おうとしたりなんだりと。
結果そこでは青、敵撃破。
実は水成家全体で代々500年かけて少しずつ大掛かりで強大な術を組み立てていた。
それが発動。少しずつ更新してた術にしばらく手が入らないことで、何か水成家に起きたと判断し、最終手段として水鏡を滅ぼすために発動してしまうようになっていた。
のちに一度青が実家に戻って調べたところ、実は青と水鏡の席が隣、家が隣になったのも偶然じゃない。水鏡のものと引き合うようにされていた。
それがむちゃくちゃ癪な青。家の思い通りになるのが嫌で全力で水鏡を守ること誓う。
術の要となる本体をなんとかしないと術解けない。それは狙われることを予測して実家から違うところに。青が18歳になってればその居場所は伝えられるはずではあったがその前に親族全員死んだので青は場所知らない。
ので、本体を探しつつ青はとりあえず水鏡のそばでボディーガード。
水鏡、最初はめちゃくちゃ怪しむがなんだかんだで青をそばに。烈火たちともからむ。
青、水鏡から、もう魔道具はなくなり、水は使えないことをきき、脱力。あらためて、水成家はバカか…殺す必要本当にないじゃん…
で、青、水鏡たちの影響で、心が優しくなったりとかいろいろと変わって、最終的にくっつく。
炎術士、魔道具は役目を果たして使えなくなったのに、私の水はまだ使える。…おそらく水鏡君が生きてるから。…役目がすり替わってしまうぐらい、水成は憎みを募らせてきたんだなぁ…
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