公開ネタ帳
おためし
in職員室
「鵺野先生、今日からよろしくお願いします。」
「あ〜幽助先生…実は、その、噂はきいてるかもしれませんが、この学校はわりと頻繁に霊や妖怪が現れてりしてだなぁ、俺もその退治をしたり……いろいろと…」
「霊や妖怪ですか?大丈夫ですよ。俺そういうの怖くないなので。」
「…は、はは!そ、そうか…(きっと信じてないんだな…大丈夫だろうか…)」
in教室
「皆さん初めまして。今日からしばらくこの学校で皆さんと一緒に過ごします、浦飯幽助です。よろしく。」
(不自然なくらい)ニッコリ。
「あら〜イケメン!」
「こりゃあすぐに教師人気交代ね…」
「なっ!」
in校庭(妖怪出現)
「な、かなり強大な妖気…!!お前らここから出るんじゃないぞ!幽助先生!すみませんが生徒の見張りをお願いします!」
「…ああ、はい…(…強大?)」
「ぐああ!なんて手ごわい相手だ…!」
「いやあ!ぬ〜べ〜負けないで!」
「ぬ〜べ〜!!」
「嘘だろ…?っと、教室から出ないでください皆さん。」
「だって!だってぬ〜べ〜が!」
「助けなきゃ!」
「………………」
「ぐっ!(しまった、やられる…!)」
「きゃああぬ〜べ〜!!」
チュドーン!!
「…え?」
ぬ〜べ〜の目の前で跡形もなくやられた妖怪。
「ゆ、幽助先生…?」
「………………」
無言で教室の窓から霊丸の幽助。
そして窓に足をかけるとジャンプしてぬ〜べ〜の目の前へ。
「……おっまえ…まぁ実力は足りてねぇだろうとは思ってたけどよ…」
「へ?へ?幽助先生?」
「…あーーーれぽっちの雑魚中の雑魚妖怪に苦戦するとはどういうことだゴラァ!!!」
「「「!!!?」」」
「もともと弱ぇ霊力でしかも念珠やろ経典やらの道具に頼ってたらそりゃ強くもなれねーよ使いこなせてるわけでもなく!!一瞬嘘かと思ったわ!つーか生徒が救出を考えるってなんだそれ!本末転倒してどうする!?」
「な、なんなのよあんた急にそんなこと!」
「ぬ〜べ〜は私たちのこと助けようと必死に頑張ってくれてるのよ!?」
「お前何様のつもりだよ!」
「何様…?」
「俺は霊界からの依頼で来た元人間の妖怪、浦飯幽助だ。霊妖怪の被害が多い地域で、ある小学校教師がその対処をしてるらしいがそのわりには被害が耐えないっつーことでその教師の様子を見るために来た。」
「ん、んなっ!妖怪!?」
「そして様子をみた結論は、予想以上にひでぇ実力の持ち主だっつーことだ!!」
「鵺野、もしお前がこれからもお前の力でこの辺の霊妖怪関係の問題をなんとかしたいっつーんだったら、もっと強くなれ!そうじゃないならこの地域にしかるべきヤツを派遣してそいつに対処してもらう!その場合お前の力は封じさせてもらう!足を引っ張るようなことがないようにな。」
「どうする?選ばせてやる。」
「俺は、教師として生徒の、この街のみんなのことを守りたい!俺は強くなる!だからどうか俺に任せてくれないか!?」
「…わかった。まあお前が強くなるんだったらこっちとしても無駄に人材を割く必要がなくていい。」
「ということで鵺野。お前はこれから俺の指示に従って鍛えてもらう。」
「…は?」
「は、じゃねーよ。お前強くなるっていっといてどうやって強くなるつもりだ。その歳まで退治してきて強くなってねーんだからそのまま強くなれるわけねーだろうが。俺が修行をつけてやる。」
「最初は猫かぶってやってたが…もうこれからは教師の先輩後輩より霊力の生徒と先生の関係がメインだ…敬語使う気はさらさらねーよ鵺野?」
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