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9、side会長


ひさしぶりの挿入はとんでもなく気持ちがよかった。
ゆっくりと味わうようにしてこいつの勃起をくわえ込んでいると、戯れに下から突き上げられる。

「あ、あっ」

自分では意図していない動きが堪らなく気持ちいい。
こいつとは身体の相性までいいらしい。

「でかっ、ん。‥ああ!」

しかもなかなか立派な息子さんだ。
太さも長さも申し分ない。
実に俺好みだ。


「休んでないでさっさと動けよ」


大きなそれをすべてのみこんで、一息ついていると尻を叩かれた。

こいつなんかSっぽいな。
そんなことを考えていると、無言でもう一度尻を叩かれる。

それだけで敏感になった俺の身体は小さく震えた。

「ん‥あっ、はぁ。」

言われるままにやつの胸に手をついて腰を揺らす。
固い先端が前立腺にあたって、その度に自然と声がもれる。

気持ちいい。

初めはゆっくりだった動きが次第にはやくなる。
やつは俺の動きに合わせて腰を突き上げる。
そのあまりにタイミングのいい動きに、快感で目の前がちかちかした。


「くっ、はぁ」

「はは。‥またおっきく‥‥なった。あっ!」

お礼に意識して中を締め付けると、これ以上大きくなることはないと思っていたやつの勃起がまた成長した。


「あアァ!イク‥いっちゃう!」


激しさを増した突き上げに俺の息子が限界を向かえる。


「俺も出すぜ」

「ん。中にいっぱいちょうだい?」

昔お兄ちゃんに教わった通りそう言うと、やつに舌打ちされた。

やっぱり高校生にはおやじ臭さすぎたか?
こいつ結構変態親父みたいだからいけると思ったんだが。


「あったかい」

「‥‥」

荒い息をととのえて、やつに中出しされた腹に手を当てる。
ふと下をみると、やつの腹の表面にも盛大に俺の精液がとんでいる。

なんか、これって悪いことした気分になるよな。
そう思ってやつのきれいに割れた腹筋をなぞっていると、やつは腕を使って起き上がってきた。


「満足したか?」

向かい合わせに座ったやつは、俺の耳元でそう囁いた。
その刺激に背筋が震えた。

「ああ。満足だ」


俺が頷いくとやつは、俺の顔を見つめてにっこりと笑った。
その笑顔にさっきとはまた違った意味で背筋が震える。

すっげえ嫌な予感がする。


「じゃあ、次は俺の番だな」

「は?」

どういう意味だと聞き返す前に俺はベットに押し倒されていた。
というか、聞かなくてもわかってしまった。

「嘘だろ」

「悪いが、俺は若いから一回じゃ満足しないんだわ」

「ちょっ、あっ。待て!」


俺の中に入ったままだったやつの性器はいつのまにかすっかり硬さを取り戻している。

「もう無理だっ」

「お前のも半勃ちじゃねぇか」

「やっ。んん‥なんで。アァ!」

「さあ。本番はこれからだぜ?抜かないで何発できるか試してみような」


頭を撫でながら満面の笑みでそう言われて、俺は弱々しく首をふった。
だが、やつは俺の言うことなんてちっとも聞かずに、俺の足首をつかんで肩にかけた。
ああ。俺、もしかしたらこいつに食いつくされるのか。

びくびくしながら、やつを見上げると、ひどくギラギラした瞳と視線が合う。

「あっ」

その瞬間俺の中にはしったのは、恐怖ではなく快感だった。
こいつになら全部やってもいい。
やつの目にはそう思わせる何かがあった。

観念した俺は苦笑して、やつの首に足を絡めた。


そこからあとは獣の時間だ。





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あきゅろす。
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