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超能力部隊

葵のテレポートで、現場に向かうと火事が酷くなっていた。
「パパが、パパが死んじゃったー」
子供が叫び声をあげている。
「あたしのサイコキネシスで、破壊できればいいんだ!」薫がそういうと、念動力で、炎を押し出す。
「気をつけろ!周りには民家が密集しているからな」
「あたしのテレポートで火を移動したらいいねん!」
葵は、小さな火を周りの水溜りに移動させていた。
「この先に小学校があるわ。その、プールに移動できる能力の人がいればいいんだけど」
紫穂はそういって、看板に手を触れて西の方角を見た。
「あかん!キリがないわあ」
葵はぱっぱっと、火を移動させていた。
「誰か炎を扱える人がいればいいんだけど」
紫穂が悩んでいた。


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