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超能力部隊

服を亜希子が着替えて、ドアを開けるといきなり皆本が立っていた。
「君もあの夢を見たのか…?」
「テレパスがそちらにはいたんですよね」
亜希子は、はあとため息をついた。
「いいよ、話すから。実は…」
亜希子が言いかけたその時、亜希子の携帯が鳴り響いた。
そして、チルドレン達はというと…?
「あー、何あの夢!?アダルトー!」
両手のひらを頬に押し当ててにんまりしてるのは薫。
「あの夢、なんか嫌な感じがしたわー。あれは絶対何かあったで!」と葵が合いの手をいれる。
「あんなの、日常茶飯事よ。恋愛の泥沼なんて。犯罪じゃよくあることなのよ」と比較的冷静な紫穂。
と賑やかに騒いでいる間、隣の部屋では亜希子が携帯に出ていた。
『あっ、親父?仕事から帰って来てたんだ』
亜希子は、うんうんと頷いていた。
『亜希子、今バベルの辺りにいるんだけれども、場所が良く分からないんだ。今東京タワーが見えてるけれどもそのまま向かっていいか?』
『あーー!駄目駄目。皆本さんと桐壺所長に迎えに行って貰うよ』
亜希子は慌てる。


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