妄想置き場4
殿下と剣士の秘密の恋(クローゼ×クロエ
「姫何をしているんですか?」
「あらクロエさん、眠れないので風に当たっていたんです」
「そうでしたか…しかし姫、城の中とはいえ必ず安全とは言えません。次からはお付きの者を」
「大丈夫です。万が一の時はクロエさんが守ってくれますよね?」
「そ、それはそうですが…」
「あ、クロエさんお願いがあるんですけど聞いてもらえますか?」
「姫のお願いとあれば何でも聞きますよ」
「それは良かったです。では私にキスをしてもらえませんか?」
「は、はい?」
「ですからキスです。キスをしてもらえたら眠れるような気がするんです」
「ひ、姫!それは無理な話です!わ、私ごときが姫にキスをしたらユリア大尉に怒られてしまいます」
「では怒られてください」
ちゅっ
「ひ、ひひ姫──!!!!!?」
「おかげで良い夢が見れそうです。おやすみなさいクロエさん」
「お、おやすみなさい…姫…」
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