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毛利様の召使
「It was surpriaed.・・・・・」(驚いた)
「・・・・・うむ同意でござる」
伊達と真田は教室の扉の前でつっぷしていた。その顔はどちらも驚きに包まれている。二人の目線の先には、またしてもあの二人・・・・毛利と長曾我部だった。しかし、二人は前日とはまた違う驚きだった。
「おい、長曾我部。茶」
「はい、どうぞ・・・・」
「「・・・・・・・・・・」」
二人は朝なのに優雅にモーニングティーを楽しんでいた。教室で・・・。楽しんでいたと言っても、主に一人だけだが。
「おい長曾我部、昇進したな・・・・・」
長曾我部は、先日は毛利の足の下だったが、今日はちゃんと同じ高さにいる。これは大きな進歩だ。その言葉を聞くと元親は政宗の方を向き、ニカッと人懐っこい笑顔で笑った。笑っただけだが。それは元親が政宗に声を掛けようとしたら毛利がくいくいと元親のシャツを引っ張っていたので、喋らなかったのだ。その様子を見た政宗は幸村を連れてすばやく廊下に出た。
(おおお、おっおい!!さっきの見たか!?あの毛利が、あの氷の女王がっ!!デレを見せた!!)
(もちろん見たでござるよ政宗殿!これが俗に言う『ツンデレ』という部類なのでござろう!?)
(ああ・・・・もしかしたら明日は地球が無くなるかもしれねぇ、yousee?)
(百も承知の上でござる!!)
(ああ、じゃあ・・・・Ig tne preparation good?)→準備はいいか?
(うむ)
(Gooo!!!)
そのまま幸村と伊達は、教室へとダッシュした。教室の戸を勢い良く開け、長曾我部達の所へ猛スピードで突進してきた。予期せぬ行動を取られた長曾我部達はそのまま受身も何もしていない状態で突撃されてしまった。
「がはっ!!!!」
二つの体が、一瞬宙に浮く。そしてその反動で床に勢い良く叩きつけられた。物が叩きつけられる強音が教室に鳴り響く。落ちた所が机の上じゃなくて良かった。机の角になどにぶつけられてしまえば致命傷に為りかねない。しーんと教室が静まった。そこに、割る様に氷の声が響く。
「貴様等・・・・何がしたい・・・・(怒」
(ひいぃぃ)
これは確実に怒っている。いつもの氷の様な声に、今日は僅かに殺気も混ざっている。いままで倒れていたのが嘘の様に毛利は平然と起き出す。ゆらり、ゆらり・・・とゆっくり伊達達に近づきながら。
(死ぬ!!!!!!)
そこに居た全員が思ったという。しかしその風意気は間の抜けた声に遮られた。
「旦那達、何やってんの?」
その声は幸村の親友、猿飛佐助の物だった。佐助が見た後景は何としても言い難い物で、口の端が釣り上がって苦笑いを浮かべている。その後景は、傍から見れば喧嘩の真っ最中のように見えたが、毛利の剣幕からしてそれは違うという事は容易に想像できた。幸村は佐助を視界に入れた途端に、飛びついて来た。
「佐助えぇぇぇ!!!!!」
「どうっっ!!」
幸村は佐助に100のダメージを与えた。佐助は、長曾我部達の様に床に頭をぶつけ昇天した。せっかく来た救世主も幸村の前では、カスになるようだった。
「佐助、短い命貴殿と過ごした事、これからも覚えていようっ・・・」
「いやボルテージ満タンですからっ!!」
「あっ、生きてたのでござるか」
「普通に生きてますから、ちゃんとしてよ旦那ぁ」
「おっおい、そこで茶番劇してんなっ・・、もっ、毛利が近づいて来てるぅ!!」
伊達たちとそんなに距離が無かった為か、毛利はすぐ近くまで来ていた。確かな殺気を放ちながら悠然と歩いて来るその様は、むしろ清々しさを感じた。いまいち状況が把握できていない佐助は、毛利にごく普通に話しかけた。
「毛利の旦那、何やってんのさ?」
毛利の動きが一瞬止まった。そしてくの字に曲げていた口を開いた。
「こやつ等が我の、我のティータイムを邪魔するから粛清するだけだ。」
「俺達は毛利に聞きたい事があって・・・・」
言いたげにしている伊達達を見て、一旦話を持ちかけようとした佐助だが、毛利の怒り方からして無理だと判断したようで一回転をし、伊達達に向き直った。
「で、何を聞きたいの?」
「長曾我部の立ち位置の変化・・・」
「・・・・・あぁ」
質問の内容を聞いた佐助は、なるほどといった表情で毛利の方を向いた。
「毛利の旦那ぁ!昨日の事、覚えてる?」
「昨日・・・ああ、もう少しで痴漢で訴えられそうになっていたアレか・・・」
「そういう覚え方ってアリ!?」
「アリも何も犯人が言うんじゃない」
「俺、痴漢なんてしてないよっ!!」
「あれは不愉快だった」
「人様のラブシーンを見といて何その感想!?」
「あ、あの、お取り込み中すみませんが、何を話してんの?」
それは誰もが思っていた事だ。その言葉を聞いた佐助は伊達達に気が付いたのか、ニッコリと笑って振り返った。
「長曾我部の旦那の昇格秘話」
「「まっ、まじでぇ!!!!!」」
どこにそんな話があったのかと思ってしまう。痴漢が何とかコンとかで、元親の昇格の話には繋がらないからだ。絶叫を上げた二人は佐助達が話していた内容を思い出して何とか推理をしているようだ。顔がマジになっている。佐助はその様子をほのぼのと見ていたが、伊達達がヒラメイタと言う表情をした時、嫌な予感がした。
「ズバリだな、佐助。言っていいか?yousee?」
「えっ・・・・あっ、うん」
嫌な予感はしていたが、やっぱり伊達達の回答に興味はあるようで、うんと頷いた。しかしこの返答が自分の主のクレイジーな性格を見出してしまう事となる。
「佐助・・・・お前、男しょk「言わせねぇ」・・・・・何故に?」
「いやね旦那、そういう頭の中が豆腐な人の考えは捨てよう!?俺様嫌になっちゃうよ!?」
「おいおい、それは聞き捨てならねえなぁ。The whole counttyのWomanの4割がこれだと聞くぜ?お前
 Womanの4割を敵にしたな」→全国、女
「どこの情報だよそれ!!」
佐助がかかさず突っ込みを入れた。それに政宗は嫌々な表情で応える。
「インタさん」
「普通にインターネットって言えよぉ!!!!」
「いや俺はインタさんのことフルで言っちゃだめなんだ。じゃないとなんか妄想しちまう」
「どーやって」
「インターネットっていうNameのWonanがいるかもじゃん!なんかそれ聞くとキノコが膨張しちまう
 んだよ!!!」
「最上級のド変態だな、おい」
「あっ、なんかゾクゾクするぅ//////」
「ここでまさかの政宗殿のM説wwwwwwwマジwwwwwwwww」
「旦那笑いすぎ」
「おい貴様等、我を無視しおって・・・・(怒」
「「あっ・・・・・」」
全員が忘れていたようだ。毛利はさっきの2倍以上の殺気を出している。もう逃げられる距離は無い。それに気ずいた毛利は不敵な笑みを浮かべ、どこから出したのかはたきを手にした。そして、猫が鼠を追い詰めるように、じっくりと近づいてくる。
「『窮鼠、猫を噛む』だったか。さて、貴様等には出来るか・・・・?楽しみだ」
伊達達にとっては二度目の危機。今は、救世主になりそうな者は誰も居ない。毛利と伊達達の距離、30cm。25cm。20cm。10cm。5cm。・・・・・・・
「さあ、お仕置きの時間だぁ!!!」


オワタ(^q^)
第三話終わりましたー!!!辛かった・・・・・、相変わらず文才なくてゴメンナサイ!
・・・・最後のほう、毛利崩壊してますね、その場で書いてるんで設定とか全然なくて何か変です。
それでも読んでくれている方、マジ神←



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あきゅろす。
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