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跡部SIDE

「Aー!!マジマジ!!刹那ヤバいC−!!!」
数分後に慈朗をつれて帰ってきた
樺地でもこんな短期間で慈朗を見つける事は困難だ
「刹那ー刹那ー」
「んみゅ?」
「何でマネージャーしようと思ったの」
「監督にたのまれたのー^^」
「そうなんだ」

ふと俺に気づくと走ってきた
「跡部ぶちょー、じろー見つけました!あれ?なにしてるですか?」
「明日からのスケジュールと練習メニューの確認だが」
「見せてほしいのです」
見せてやると熱心に見て一人でぼそぼそつぶやき頷いて
「わかったのです!」
とどこかへ行ってしまった

**
「跡部ぶちょー、これはどうですか?」
と数十分後にまとめた資料を持って帰ってきた
「これがいいです」
確かにこいつがもってきた資料のほうが効率がよさそうだ

「そして、山を走るのです」
「は?」

「山を走るといろいろ鍛えられると思うのです」
たしかにあそこは山に囲まれていた

「それと、タイムを計って競争にするといいと思うです」
たしかに、負けず嫌いが多いからな

「このコースならりょーで25分」
「なら、1時間組み込むのが妥当か」
こくんと縦に頭を大きく振った
「お前一人で考えたのか?」
「はい^^跡部ぶちょーの別荘じゃないと出来ないのです」

そこらへんの奴とは大違いだ
「……」
「跡部ぶちょー?」
「景吾」
「みゅ?」
少しはみとめてやる
「景吾ってよべ」
「景吾ぶちょー^^」
「っ!?」
今気がついた
こいつ上目遣いで微笑むなんて
反則じゃねーの

皆が緩んでるのはこのせいか

「跡部、顔赤くないか?何や風邪か?」
「っ///さっさと練習しやがれ!」
「心配しただけなのに何で怒られなあかんねん……てか今休憩中や」

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あきゅろす。
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